高配当銘柄だけど景気敏感株ENEOS【5020】評価今後どうなる

    onigiri
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    こんにちはonigiriです。

    karaage
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    魅力的な高配当銘柄ある?

    onigiri
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    景気敏感株だけど【ENEOS】があるよ。

    株価も上昇が大いに見込みあり!

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    目次

    ENEOS【5020】はどんな企業

    テレビCMのエネゴリくんでお馴染みの「ENEOSホールディングス」は石油元売りで大手企業であり、国内シェア約5割を占めています。

    収益の8割以上はエネルギー事業ですが、他にも銅など非鉄事業も行っています。

    また、ENEOSは次世代の収入源として再生可能エネルギーにも注力しており、国内外で洋上風力発電などにも取り組んでいます。

    ENEOS株は高配当銘柄として魅力がありますが、2018年のピークから半値程になっています。

    新型コロナウイルスの影響

    新型コロナウイルスによる石油需要減に直面し、1,879億円の赤字に転落。それだけ新型コロナウイルスによる原油需要減少の影響を受けたのが分かると思います。

    エネオスの業績推移と見通し

    2019年3月には1バーレル=68ドルでしたが、2020年3月は23ドルまで下落し、売上高・利益が下がったのはもちろん、保有在庫の評価額も下がったのが大きな損失に繋がりました。

    原油価格下落の要因は、新型コロナウイルスで需要が減少したことに加え、サウジアラビアを筆頭に増産が開始されたのが挙げられます。

    需要減・供給増加が同時期に進行したことで原油価格急落が発生。原油先物価格は一時、史上初のマイナス価格を記録しました。

    株価の動向

    エネオスの株価チャート_10年

         ENEOSホールディングス(5020)株価チャート_10年

    2018年には一時900円まで上昇した株価ですが、2020年は320円まで下落しました。株価が1/3まで暴落した原因は、1,879億円の巨額の赤字に加えて新型コロナウイルスの影響で業績が低迷し、株価もさらに下落する形になりました。

    配当利回り

    ENEOSの株価はこの数年で大きく下落したため、配当利回りが高くなっています。

    21年10月時点での配当利回りは4,9%に及びます。

    株価も下落しているので買い相場と言えると思います。

    脱炭素社会でENEOSの今後は?

    二酸化炭素増加が気候変動に影響を及ぼしていることから、世界的に“脱酸素”がトレンドになりつつあります。SDGsも世界的に推奨されているので、今後環境を考えた物を取り入れていかないと企業として生き残れないと言えると思います。

    2020年は世界の主要国が脱酸素宣言を表明し、電気自動車・燃料電池車の普及や再生可能エネルギーの比率を増加させることが具体的な目標になりました。

    それにともない、石油の需要は2030年頃に横ばいとなり、徐々に減少していくと予想されています。

    石油販売が売り上げの9割近くを占めるENEOSにとって、この社会構造の変化は致命傷になりかねません。

    また、国内における石油需要は減少傾向にあります。2019年~2024年の5年間で1,1%の需要が減少するのが予想されています。

    日本政府が掲げた長期目標は、2050年までの日本国内の電源構成のうち5~6割を再生可能エネルギーに転換し、自動車に至ってはほぼ全てを電気自動車・燃料自動車に入れ替えることです。電気自動車も普及されていますが、まだまだ課題はあるのでクリーンな社会を目指して取り組んでもらいたいです。

    厳しくなる事業環境、ENEOSの株価はどうなる?

    結論から言うと、ENEOSの株価は問題なく上昇する見込みが大いにあると思います。

    短期的には新型コロナウイルスによる需要減少、長期的には脱酸素社会とENEOSは逆境に立たされていますが、ENEOSは10年以上前から脱酸素社会に向けた準備を進めています。

    次世代エネルギーとして有力な水素生成の技術、水素を供給する拠点整備、生物由来の燃料を利用するバイオマス発電など、先進的研究においてエネルギー業界をけん引できる企業です。

     引用:JXTGグループ長期ビジョン

    環境重視の取り組みが評価され、ENEOSは化石燃料を主体とする企業でありながらESG関連銘柄になりつつあります。石油元売り2位である出光興産はすでにESG関連のインデックスに組み込まれていることから、ENEOSも後を追うことが期待できます。

    直近は新型コロナウイルスで厳しい業績ですが、需要の変化に対応できる研究成果・柔軟性を持っているので、ENEOSの将来性を悲観しなくてもいいと思います。

    ENEOS今後の株価

    新型コロナウイルスの影響で逆境に立たされていますが、各証券会社の株価予想はそこまで悪くありません。

    ENEOSが発表している見通しからも、今後の展開に期待ができる取り組みを進めています。

    コロナ過でも黒字を維持できる経営基盤

    新型コロナウイルスの影響を受けた2020年上期(4月~9月)以外にもENEOSは黒字を維持しています。

    純利益は3,643億円。前年比50%減しているので決して良いとは言えませんが、原油価格上昇を背景に四半期ごとの利益は上向き、今後に期待できます。

    配当金1株22円を維持

    業績回復が見込めることから、配当は前年比22円を維持しています。

    配当金を削減しないことから、株主を大切に思っていることが分かります。

    エネオスの業績推移と見通し

    脱酸素社会に向けた投資

    ENEOSは脱酸素社会に向け国内エネルギー業界をリードする先進的な投資を行っています。その筆頭が10年ほど前から行っている水素ステーション事業です。2014年に水素ステーション第1号をDr,Drive海老名中央店に設置し、2020年までに44箇所の水素ステーションを整備しました。

    水素をエネルギー源とする燃料電池車は、排出するのが水のみである究極のエコカーと言われています。TOYOTAが開発したMIRAIが大きな話題となりました。価格がまだ高いので購入しにくいですが、量産化できるようになればガソリン車より水素エンジン車が普及していくと思います。

    バイオマス発電

    バイオマス発電とは、生物由来の燃料で発電することを言います。実質的にカーボンフリーであることから、未来の発電方法の一つとして注目されています。

    例えば、木は空気中の二酸化炭素を吸収して成長するため、木材を燃料としても二酸化炭素は実質増えないという訳です。

    エネオスはこのバイオマス発電大手であるイーレックスと共同で、バイオマス発電所を事業化することを発表しました。

    発電規模は出力300MW規模と、新設のバイオマス発電所としては世界最大級となります。

    燃料としては、エネルギー効率を高める品種改良を施したソルガムという植物を用います。栽培を人工的に行うことで、自然に影響を与えずに発電を続けるサプライチェーンを築くことを目指しています。

    まとめ

    世界的にもENEOSに逆風となっているものの、ENEOS自体もその流れを認識しており、先進的な投資で今後の業務転換に備えています。

    直近の株価下落で割安になていますし、配当金も1株22円と高配当銘柄として今後に期待できます。

    投資に興味があるけどまだ行動に移せていない人は、先ずは証券口座だけでも開設しておくのもありです。いざ投資しようと思っても証券口座がなければ元も子もないです。口座開設も1~2週間程かかるので開設していない人は早めに開設した方がいいです。

    銀行などの窓口でも購入はできますが、手数料が高いので勿体無いです。興味のないぼったくり商品も勧められることもあると思うので、面倒かもしれませんがネット証券で自分で手続きするのが1番です。

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