こんにちはonigiriです😊
「フレッツ光が気になるけど、正直どうなの・・?」
フレッツ光はNTT東日本/西日本が提供する光回線サービスです。全国各地をカバーしており、国内最大のシェアを誇ります。
知名度も高く大手の安心感もあることから、フレッツ光を検討している人もいるでしょう。しかし、結論から言うと個人向けの光回線としてはおすすめではありません。
法人向けならおすすめですが、個人なら同じフレッツ光回線を利用する光コラボの方がいいですよ。
この記事では気になるフレッツ光の評判を徹底考察。メリットだけでなくデメリットも解説していきます。
ぜひ、参考にしてくださいね。
フレッツ光とは?
フレッツ光は日本最大の電気通信事業者であるNTTの光回線サービスです。エリアによって提供会社がNTT東日本とNTT西日本に分かれており、それぞれで料金プランの内容が異なります。
プラン内容
東日本 | 西日本 | |
---|---|---|
月額料金※ (戸建て) |
4,345円 |
4,565円 |
月額料金※ (マンション) |
6,270円 | 5,830円 |
契約事務手数料 | 880円 | |
契約期間 | 2年(割引利用時) | |
違約金 | ファミリー:10,450円 マンションタイプ:1,650円 |
ファミリー:11,000円 マンションタイプ:7,700円 |
※別途、プロバイダ料がかかる
同じフレッツ光でも、NTT東日本はNTT西日本と比べると月額料金がやや高く設定されています。また、どちらもプロバイダの別途契約が必要です。
そのため、実際の月額料金はプロバイダ料金によって異なります。
なお、NTT東日本では「にねん割」、NTT西日本では「光はじめ割」を適用することで月額料金を抑えることが可能です。
フレッツ光のメリットとデメリット
フレッツ光が自分に合っているか判断するには、メリット・デメリットを理解することが大切です。
メリット
- 利用エリアが広く契約しやすい
- 無料サポートの対応が丁寧
- 法人向けの特典やキャッシュバックが多い
- 引越しの際の移転手続きがしやすい
- ポイント制度がある
利用エリアが広く契約しやすい
フレッツ光の対応エリアのカバー率は、東日本エリア95%、西日本エリア93%で、全国の広いエリアで利用できる光回線サービスです。
ただし、建物や地域単位の場合、利用できないエリアもあるため、契約前に公式ページのエリア検索で利用の可否を確認しておきましょう。
また、フレッツ光は、東日本エリアと西日本エリアによって契約先が異なります。料金やサービスを確認する際はエリアが合っているかもあわせて確認しておきましょう。
ポイント制度がある
フレッツ光は、ポイント制度が導入されています。
ポイントの付与数は、NTT東日本とNTT西日本によって異なり、毎月のポイント付与数は次の通りです。
- 東日本
会員継続年数 | ポイント |
---|---|
1年目 | 100ポイント/月 |
2年目 | 200ポイント/月 |
3年目 | 300ポイント/月 |
4年目 | 400ポイント/月 |
5年目以降 | 500ポイント/月 |
- 西日本
継続年数 | フレッツ光ネクスト | フレッツ光ライト | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
光もっと2割契約 | 光はじめ割契約 | 割引サービス契約なし | ファミリータイプ | マンションタイプ | ||||
ファミリータイプ | マンションタイプ | ファミリータイプ | マンションタイプ | ファミリータイプ | マンションタイプ | |||
16ヶ月目 | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 700ポイント | |
3年目 | 4,000ポイント | 2,700ポイント | 3,000ポイント | 2,000ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 1,400ポイント | |
4年目 | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 700ポイント | |
5年目 | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 3,000ポイント | 2,000ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 700ポイント | |
6年目 | 4,000ポイント | 2,700ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 2,000ポイント | 1,400ポイント | 1,400ポイント |
ポイントは、サービス料金の支払いに充当できるだけではなく、お取り寄せグルメや雑貨、家電製品、動画や音楽等のインターネットサービス、社会貢献などに利用できます。
ポイントは、NTT東日本は「フレッツ光メンバーズクラブ」から、NTT西日本は「CLUB NTT -West」から交換が可能です。
ポイントで交換できるアイテムが気になる人は、公式ページを確認してください。
無料サポートの対応が丁寧
フレッツ光は手厚い無料サポートを利用できます。
NTT東日本ではインターネットまたは電話によるサポートが無料です。故障の問い合わせは24時間年中無休で電話によるサポートを受け付けています。
通常の問い合わせは受付時間が決まっています(午前9時~午後5時まで)が、土日祝日も問い合わせ可能です。
NTT西日本では会員専用ヘルプデスクからメール・電話により無料でサポートを受けられます。対応時間は午前9時~午後5時までですが、平日はもちろん土日祝も対応してくれます。
土日祝日も対応してくれるサポートが無料なのはうれしいですね。
法人向けの特典やキャッシュバックが多い
フレッツ光は個人向けよりも、法人、個人事業主、SOHO名義の特典やキャッシュバックが多く、オプションの加入なしでも、高額なキャッシュバックをもらえる代理店が複数あります。
なお、キャッシュバック金額はNTT東日本とNTT西日本で異なります。
【オプション加入なしで、キャッシュバックをもらえる代理店】
代理店名 | キャッシュバック金額 | |
---|---|---|
東日本 | 西日本 | |
ラプター | USEN NET:35,000円 Yahoo!BB:35,000円 |
USEN NET:40,000円 Yahoo!BB:40,000円 |
NEXT | ネットのみ:30,000円 | ネットのみ:40,000円 ネット+電話:45,000円 |
アウンカンパニー | ネットのみ:30,000円 | ネットのみ:40,000円 ネット+電話:45,000円 |
※本記事で紹介したキャッシュバックの内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
デメリット
- 通信速度が遅延しがち
- プロバイダ契約が別途必要
- キャンペーン等の特典が少ない
通信読度が遅延しがち
通信速度は、利用環境によって変動するため一概には言えません。しかし、フレッツ光は加入者の増加や規格が古いため、回線混雑が起き遅延しやすいと言われています。
通信速度の改善策として「IPv6 IPoE」や「フレッツ光クロス」のサービスを利用する方法があります。
新しい接続方式の「IPv6 IPoE」を利用するには、オプションで「フレッツ・v6」の申し込みが必要です。ただし「フレッツ・v6」は、プロバイダや契約タイプにより利用できない可能性もあります。
「フレッツ光クロス」とは、最大10Gbpsの通信速度が利用できるサービスです。
ただし、利用できるエリアが限定的で、月額利用料金も通常より上がります。また、ひかり電話やインターネットのウイルス対策である「フレッツ・ウイルスクリア」のサービスも利用できません。
※こちらで紹介した数値は、あくまで理論値です。お住いの地域や接続環境によって変動しますのでご注意ください。
プロバイダ契約が別途必要
フレッツ光ではプロバイダの別途契約が必要です。回線とは別に申し込まないといけないので手間がかかりますし、プロバイダ料がかかる分だけ料金も高くなります。
プロバイダパックに対応したプロバイダなら申し込みも請求も1つにまとめられて手間が省けますが、それでもプロバイダ料の負担は必要です。
結局、プロバイダ一体型の光回線と比べると月額料金は高くなってしまいます。
キャンペーン等の特典が少ない
他の光回線では数万円キャッシュバックや無線LANルーターのプレゼント、月額料金割引といったお得なキャンペーンを多数実施しています。
フレッツ光でも法人向けでは高額なキャッシュバックをもらえます。しかし、個人向けではキャンペーンがほとんどありません。
総合評価
フレッツ光がオススメできるのは法人向けのみ
ここまでのメリット・デメリットを踏まえると、フレッツ光をおすすめできるのは法人向けのみです。
法人向けはサービスが充実しており、キャッシュバックなどのキャンペーンも多数実施されています。大企業はもちろん、中小企業や個人事業主など幅広い形態の法人におすすめですよ。
サポートが充実しているのもメリットです。
反対に、個人向けでフレッツ光を申し込むのはおすすめできません。月額料金が高く、スマホとのセット割もなし。
キャンペーンもほとんど実施されておらず、メリットがほとんどないと言えます。個人でフレッツ光の回線を使いたいなら、後述する光コラボを選びましょう。
個人契約ならフレッツ回線の光コラボがお得
フレッツ光の回線をお得に使うなら光コラボがおすすめです。光コラボはプロバイダや大手キャリアといったさまざまな事業者がNTTからフレッツ回線を借り受けて提供するサービスです。
回線自体はフレッツ光と同じ、フレッツ回線を利用します。そのため、対応エリアはフレッツ光と全く同じですし、プロバイダ一体型なのでフレッツ光よりも月額料金がお得です。
さらに各事業者がスマホセット割やキャンペーンといった独自の付加価値をプラスしています。つまり光コラボとは、フレッツ光と同じ品質でお得に利用できる光回線なわけですね。
オススメの光コラボ事業者
ドコモユーザーにおすすめドコモ光
ドコモユーザーなら、ドコモの携帯料金のセット割のあるドコモ光 がおすすめです。
最大で20,000円キャッシャバックキャンペーン開催中です。
※最低でも15,000円のキャッシュバック有り。
キャンペーン名 | ドコモ光のお申し込みで20,000円(最大)キャッシュバック! |
期間 | ー |
内容 | 下記の条件 |
条件(15,000円) | 条件なし |
条件(17,000円) | DAZN for docomoを新規でご契約の方 |
条件(18,000円) | ひかりTV for docomoを新規でご契約の方 |
条件(20,000円) | ひかりTV for docomo + DAZN for docomoを新規でご契約の方 |
※本記事で紹介したキャンペーンの内容は予告なく変更される可能性があるため、必ず公式ページで確認するようにしてください。
また、ドコモ光は最大通信速度10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」を実施しています。高画質・大容量のコンテンツは利用したい人にもおすすめです。
ただし、対象エリアが限られており、戸建てプランのみの契約となっています。
Softbankユーザーにオススメ「Softbank光」
ソフトバンクユーザーなら、ソフトバンクの携帯料金のセット割があるSoftbank光がおすすめです。
ソフトバンクスマホはおうち割 光セットが適用され、最大1,100円割引されます。ワイモバイルとセットなら、おうち割 光セット(A)が適用されて、1回線当たり1,080円の割引です。
ソフトバンク光はキャッシュバックや料金割引、工事費無料、他社の違約金負担といったお得なキャンペーンを多数実施しています。
とくに引っ越しなどでどうしても光回線を乗り換える必要があるとき、違約金を負担してくれるソフトバンク光はありがたいですね。
auユーザーにオススメ「au光」
auユーザーなら、auの携帯料金のセット割がある【auひかり】 がおすすめです。
キャンペーン名 | お引越し特典 |
対象者 |
|
還元条件 | ■最大131,000円還元(①+②の合計) ①auひかりホーム(ずっとギガ得プラン)+ひかり電話+弊社指定プロバイダ(So-net)+弊社指定オプション(So-netオプション※)+auでんき+即日申込=66,000円還元 ②auひかりスタートサポート最大30,000円還元+KDDIから最大25,000円還元(郵便為替)auスマートバリュー特典10,000円還元⇒65,000円還元■最大100,000円還元(①+②の合計) ①auひかりマンション(お得プランA)+ひかり電話+弊社指定プロバイダ(So-net)+弊社指定オプション(So-netオプション※)+auでんき+即日申込=45,000円還元 ②auひかりスタートサポート最大30,000円還元+KDDIから15,000円還元(郵便為替)+auスマートバリュー特典10,000円還元=55,000円還元 ※カスペルスキー、安心サポート、えらべる倶楽部、インターネットサギウォール、住まいと暮らしの相談、らくらくバックアップ 《即日申込完了について》 |
注意事項 |
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※au光公式サイト引用
auユーザーで引っ越しも関係してくる方は、とても魅力あるキャンペーンだと思います。
まとめ
- フレッツ光は無料サポートが手厚く法人向けサービスが充実している
- デメリットとして料金の高さが致命的でスマホセット割もない
- 法人向けにはおすすめできるが個人なら同じフレッツ光回線を使う光コラボの方がいい
国内最大手の光回線であるフレッツ光ですが、個人向けではあまりメリットがありません。そのため、フレッツ光と同じ品質・提供エリアでお得に使える光コラボがおすすめです。
光コラボを選ぶ際はスマホとのセット割が適用できるものを選びましょう。
なお、法人向けのフレッツ光ならサービスが充実しておりキャンペーンもお得なので、十分おすすめできる光回線ですよ。